運動不足はPMSの症状を重くしてしまう、ということは…

生理前って体が重くて、だるくて、鬱々として、つい引きこもりがちになったりしませんか?

でも運動不足になればなるほどPMSの症状が重くなる傾向にあることと言われています。
というのも、有酸素運動をしている女性の方が、運動不足な女性よりもPMSの症状が軽くなるという傾向があるいう報告があるから。

PMSの対策方法としても「食事・運動・睡眠・ストレス対策」という4つが重要視されています。
ちょっとしたウォーキングなどの有酸素運動を取り入れたほうがPMSの症状を緩和させられるそうです。


ところで、なぜ有酸素運動をするととPMS対策として良い・PMSを緩和させることができるでしょうか?

PMSの改善、症状緩和に効くと言われている要因として、
血液の循環が良くなること
日光浴と運動でセロトニンの分泌を促されること
が挙げられます。


月経前症候群(PMS)の診断基準と治療


月経前緊張症という言葉が取り沙汰され、「私もそうかも…」と思う方は多いのではないでしょうか?
婦人科に行ってみて、何か改善してくれるならと思うのが正直なところ。

ですが月経前症候群(PMS)には根本的な治療方法もないのが現状です。
現在病院では診断基準をどのように考えているのか見てみましょう。


日本産婦人科医会の資料では、
日本産科婦人科学会用語集(2008年改23訂版)によると,月経前3~10日間の黄体期に続く精神的あるいは身体的症状で月経発来とともに減弱あるいは消失するものをいう.いらいら,のぼせ,下腹部膨満感,下腹痛,腰痛,頭重感,怒りっぽくなる,頭痛,乳房痛,落ち着きがない,憂鬱の順に多い。
症状をさらに具体的に分けているPMS研究先進国、アメリカの産婦人科学会の診断基準では、
過去3ヶ月以上連続して生理前の5日間、
抑うつ・怒りの爆発・苛々・不安・混乱・引きこもり(精神的な方の月経前症候群症状)、乳房の圧痛、腹部膨満感、頭痛、手足のむくみの症状(肉体的な方の月経前症候群症状)
のうち少なくとも1つが起こるが生理が始まって4日以内に軽くなってくるもの。他に明らかな原因がなく、社会的にはっきりとした障害が認められるもの
となっており、病院に行ったとして行われる治療は
①症状日記を付けさせ、症状や重症度の位置づけを本人に認識させる認知療法。
②規則正しい生活,規則正しい睡眠を取るようになどの生活指導。
③低用量経口避妊薬(ピル)の投与や鎮痛剤投与・精神安定剤投与・整腸剤投与というように症状を抑えるための薬を出す症状に対する対処療法。
この3つだけです。
(ひどい場合は精神科を紹介する、と日本産婦人科医会の資料に書いてあります)
 
もしも辛いようならば、もちろん病院に行って診察をうけ、薬を処方してもらうことをオススメしますが、(ネットでみたところ生理前だけ入院される方もいらっしゃるとか)
①と②については、ぶっちゃけ病院に行かなくてもいいんじゃないかというのが個人的な本音です。


フェリチン低下の隠れ貧血

たちくらみ、めまい、耳鳴りがする
肩こり、背部痛、関節痛、筋肉痛がある
頭痛、頭重になりやすい
夕方に疲れて立っている(座っている)のが辛い
イライラする・憂鬱感がある
むくみやすい・末端が痺れる
生理前になると不調ががひどくなる
  etc…

こういった「女性の不定愁訴」と呼ばれる、病気ではないんだけれども不快な症状、
指摘している医者や健康本もあるように、PMSと隠れ貧血・鉄欠乏で起こると言われている症状は非常によく似ています。
そして、この隠れ貧血と言われている状態は「隠れ」がつくように簡単な検査では分からないという特徴があります。

前回ちらりと触れた「フェリチン」というものについて今回は詳しく見ていきます。

病院での検査はヘモグロビンの値をチェックしますが、実は体内には二つの「鉄」が存在しています。
ヘモグロビンに含まれる鉄と、体に蓄えられている貯蔵鉄に大きく分かれるのです。
隠れ貧血の検査などで確認する「フェリチン値」というのは、簡単に言うとこの貯蔵されている鉄の値を表したものです。



PMSと貧血・鉄欠乏の症状の重複

「女性の不定愁訴」と呼ばれる、病気ではないんだけれども不快な症状を感じる女性はたくさんいます。
生理前に不調が強い場合、最近ではPMS(=月経前症候群)という言葉が浸透してきたおかげで、PMSとされる場合もありますが、本当にPMSだけが原因なのでしょうか?

この20個の症状は、鉄欠乏で起こるとされる症状の代表例です。
  1. 立ちくらみ、めまい、耳鳴りがする
  2. 疲れやすい、肩こりがする
  3. 動悸、息切れ、頻脈
  4. 頭痛、頭重感を感じる
  5. 注意力低下、イライラ、憂鬱感がある
  6. 神経過敏になる
  7. 音に敏感になる
  8. 浮腫(むくみ)がある
  9. 食欲不振
  10. 便秘、下痢をする
  11. 歯茎からの出血がある
  12. アザが出来やすい
  13. 寝起きが悪い、眠りが浅い
  14. のどの不快感がある
  15. 爪が割れやすい、変形する
  16. 風邪をひきやすい
  17. 微熱がある
  18. 抜け毛がある
  19. 口角・口唇炎、湿疹ができやすい
  20. 舌にしびれがある
いくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか?
そして月経前症候群の代表的な症状ともかなりの重複があることがわかります。