「女性の不定愁訴」と呼ばれる、病気ではないんだけれども不快な症状を感じる女性はたくさんいます。
生理前に不調が強い場合、最近ではPMS(=月経前症候群)という言葉が浸透してきたおかげで、PMSとされる場合もありますが、本当にPMSだけが原因なのでしょうか?
この20個の症状は、鉄欠乏で起こるとされる症状の代表例です。
- 立ちくらみ、めまい、耳鳴りがする
- 疲れやすい、肩こりがする
- 動悸、息切れ、頻脈
- 頭痛、頭重感を感じる
- 注意力低下、イライラ、憂鬱感がある
- 神経過敏になる
- 音に敏感になる
- 浮腫(むくみ)がある
- 食欲不振
- 便秘、下痢をする
- 歯茎からの出血がある
- アザが出来やすい
- 寝起きが悪い、眠りが浅い
- のどの不快感がある
- 爪が割れやすい、変形する
- 風邪をひきやすい
- 微熱がある
- 抜け毛がある
- 口角・口唇炎、湿疹ができやすい
- 舌にしびれがある
いくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか?
そして月経前症候群の代表的な症状ともかなりの重複があることがわかります。
生理前以外にもこういった不調を感じる場合は、鉄欠乏とPMSを同時に持っている可能性があると考えられます。
実はこのタイプ女性にはすごく多いんだって。
鉄欠乏で元々持っている不調がPMSによって生理前の期間は強く現れる、という状態。
そのため鉄欠乏はPMSの悪増因子である、とも言われています。
貧血と違い、鉄欠乏(俗にプチ貧血と呼ばれたりもする)は健康診断なんかの血液検査では見つからないことが多いので、検査結果で貧血の心配はありませんと言われていたとしても、鉄欠による不調が出ている可能性は少なくないんだとか。
検査では主にヘモグロビン値のみを図ることが多く、フェリチン値(貯蔵されている鉄の量)の検査はあまりされないことが原因です。(貧血や女性の不定愁訴に力を入れている機関であれば検査してくれます)
PMSの原因自体はまだ解明されておらず、人によって原因が違うのではないかとも言われています。
しかし鉄欠乏がPMSの症状をさらに悪化させている場合は、それを取り除くことでPMS症状の大きな緩和改善が見込めると思いませんか?
貧血の女性は増加傾向に有り、潜在的な(簡単な血液検査じゃ分からないって意味です…)貧血を持っている女性も多く、将来貧血になる可能性がある女性は、4人に1人(25%)という説もあります。
一説によると日本人女性の半分が貧血ないし貧血予備軍だとも言われているほど。
今現在フェリチンが正常であったとしても、偏った食生活などで減少していくことも考えられます。
PMSの辛い症状の改善は勿論ですが、予防という意味でも「鉄」は気にしておいたほうが良いポイントですね。