月経前症候群(PMS)の診断基準と治療


月経前緊張症という言葉が取り沙汰され、「私もそうかも…」と思う方は多いのではないでしょうか?
婦人科に行ってみて、何か改善してくれるならと思うのが正直なところ。

ですが月経前症候群(PMS)には根本的な治療方法もないのが現状です。
現在病院では診断基準をどのように考えているのか見てみましょう。


日本産婦人科医会の資料では、
日本産科婦人科学会用語集(2008年改23訂版)によると,月経前3~10日間の黄体期に続く精神的あるいは身体的症状で月経発来とともに減弱あるいは消失するものをいう.いらいら,のぼせ,下腹部膨満感,下腹痛,腰痛,頭重感,怒りっぽくなる,頭痛,乳房痛,落ち着きがない,憂鬱の順に多い。
症状をさらに具体的に分けているPMS研究先進国、アメリカの産婦人科学会の診断基準では、
過去3ヶ月以上連続して生理前の5日間、
抑うつ・怒りの爆発・苛々・不安・混乱・引きこもり(精神的な方の月経前症候群症状)、乳房の圧痛、腹部膨満感、頭痛、手足のむくみの症状(肉体的な方の月経前症候群症状)
のうち少なくとも1つが起こるが生理が始まって4日以内に軽くなってくるもの。他に明らかな原因がなく、社会的にはっきりとした障害が認められるもの
となっており、病院に行ったとして行われる治療は
①症状日記を付けさせ、症状や重症度の位置づけを本人に認識させる認知療法。
②規則正しい生活,規則正しい睡眠を取るようになどの生活指導。
③低用量経口避妊薬(ピル)の投与や鎮痛剤投与・精神安定剤投与・整腸剤投与というように症状を抑えるための薬を出す症状に対する対処療法。
この3つだけです。
(ひどい場合は精神科を紹介する、と日本産婦人科医会の資料に書いてあります)
 
もしも辛いようならば、もちろん病院に行って診察をうけ、薬を処方してもらうことをオススメしますが、(ネットでみたところ生理前だけ入院される方もいらっしゃるとか)
①と②については、ぶっちゃけ病院に行かなくてもいいんじゃないかというのが個人的な本音です。





また、診断の場合は問診の他に基礎体温をつけ排卵の確認が必要とされるところがほとんど。
三ヶ月以上継続して症状が起こっているのかの確認と、生理前のどのくらいの時期から症状が発症するのかを本人に認識させるためであると言われています。
つまり、辛いと思って通いだしても、よほどじゃない限り3ヶ月は様子見期間扱いの可能性があります。

「辛いけれど社会生活が出来ないほどではない」
「自分が我慢して耐えて頑張れば、乗り切れなくはない」
「薬を出されるのはちょっと…」
「婦人科に行くのは嫌(行ってたけど嫌な思いばかりした…)」
というような方は、
①と②部分を自分で行ったり、ハーブ・アロマなどを試してみると良いのではないでしょうか?


病院では俗に民間療法と言われる、医療として確立していない緩和方法は(そういったものに力を注いでいるクリニックでないと)効果がないと言われますが、サプリやアロマでPMSが緩和した方々がいるのは事実です。

民間療法に力を入れているクリニックに行ったこともありますが、保険外で高額だったり、高い機械(体の電気を放電するとか…)を売りつけられそうになったりと、ちょっと怖い経験をしました。
(勿論、良心的なクリニックもあるはずですが、ハズレたら怖いです…)



薬で逆に具合が悪くなったり、抑うつになったという方もいますので、薬を飲めば間違いなく解消するというわけでもありません。
低用量経口避妊薬(ピル)によるPMS治療は、余計に症状を悪化させるとも言われているのは有名な話です。 (経験談ですが、精神安定剤だが抑うつ剤で生理前以外まで欝っぽくなったことがあります;;)
 
 
ほぼ女性の職場で現在働いていて、
「生理前だから鬱々するよね」
 「月経前の方が、始まってからより辛いんだけど」
 というような男性がいるとできないような話もするのですが、生活習慣の改善などから症状が軽くなった・落ち着いたという話の方が病院に行ってよくなったという話よりも耳にする機会が多いです。
 
一番すごかったのは「生理前死ぬ目にあっていたのに、子供を産んだら完治した」という先輩。
羨ましいけど真似できませんw
 
自分で色々試したり(子供は生んでませんがw)人の話を聞いたりして思うのは、
治療法は人それぞれなんだなぁ、ということ。
 
食事や生活習慣など自分が気をつけるだけのことや、
ハーブティーやアロマ・サプリメントなど手軽なもの
でも充分に効果を実感できる場合も多々あります。
薬のような副作用が酷かったりという弊害も少なくてすみます。
 
自分にあったPMS改善方法や対処法を見つけて憂鬱な期間を少しずつ減らして、目指せ完治、です^^